清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

何のために 戦ってるの? 自民党

(2012年)2月14日 17時0分配信のNHK NEWS WEB「授業料無償化見直しで3党合意」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120214/t10013012571000.html ) によると、「民主党自民党は、高校授業料の実質無償化の見直しで、公明党を含めた3党で協議を始め、「その結果を平成24年度予算案に反映させることも含め対処する」などとした文書を3党の幹事長名で取り交わすことで合意しました。/これを受けて、衆議院予算委員会は審議が再開される見通しとなりました」とのこと。

国会・委員会の審議再開はいいけど、自由民主党って、何のために戦ってるの?

日本は拘束されない権利を留保しているが、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約第13条第2項(b)では、「種々の形態の中等教育(高等学校は中等教育である。清高注)(技術的及び職業的中等教育を含む)は、すべての適当な方法により、特に、無償教育の漸進的な導入により、一般的に利用可能であり、かつ、すべての者に対して機会が与えられるものとすること」とある。

民主党の高校授業料実質無償化(文部科学省HP「公立高校無償化・高等学校等就学支援金」(2012年2月14日アクセス。http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm) 参照)は、公立高校の無償化の程度で、私立高校の生徒を支援する制度で、不十分という批判はありうるが、自由民主党の批判は、そうではなく、高校授業料無償化を廃止すべきだ、ということのようだ(自由民主党HP内の検索で「授業料無償化」で検索した結果は、http://www.jimin.jp/mt/mt-estraier.cgi?blog_id=25&limit=20&query=%E6%8E%88%E6%A5%AD%E6%96%99%E7%84%A1%E5%84%9F%E5%8C%96 )。

もちろん財源は理解する。しかし、国際人権規約に沿い、未来を担う子供にとってもいい制度に、何のために反対するのだろう?

社会党が何でも反対の時代はよく知らないが、自由民主党の反対は、かえって日本社会を悪い方向に導きかねないので、おそらく社会党より深刻である。