清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

市長の応援 負けにつながる(?) 仙台市

仙台市長選挙が行われ、郡和子氏が当選した。 「平成29年7月23日執行 仙台市長選挙 開票確定速報」(http://www.city.sendai.jp/senkyokanri-kanri/senkyo/h29sityou/documents/kaihyoukakuteisokuhou.pdf
)をご一読。

仙台市長選挙は、河北新報仙台市長に郡氏 菅原氏ら3氏破る」(http://www.kahoku.co.jp/special/spe1187/20170724_11.html
)によると(よらなくても)、「選挙戦は自民、公明、日本のこころの各党が支持する菅原氏と、民進、共産、社民、自由の野党各党が支持・支援する郡氏の与野党対決の構図が軸となった」とのこと。読者としてはこちらが注目なのだろう。

しかし筆者は以下のことに注目したい。(略)村井嘉浩宮城県知事と奥山市長、市議会の6割強に当たる議員36人の支援を獲得」とのこと。

仙台市議会の構成は、仙台市議会HP「会派別議員名簿」(http://www.gikai.city.sendai.jp/meibo/iinnkai/kaiha.html
)参照。△36人というのは、民進、共産、社民の市議の何人かは菅原氏を「支援」「(略)自民、政党色抑え 民共は共闘に課題」(2016年7月16日7時30分。https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170716/k00/00m/010/144000c
)の有料部分に書いてあることが参考になる。

つまり、菅原氏は、市長の応援、多くの仙台市議会議員の支援を得たのに負けてしまったということである。

実は、「市長の応援」があったのに負けたのは、2009年に奥山恵美子氏が仙台市長選に初当選した時もそうだった。ウィキペディア梅原克彦」(元仙台市長。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E5%8E%9F%E5%85%8B%E5%BD%A6
)によると、「梅原は、岩崎(恵美子候補。筆者補足)への支持を表明(略)、「梅原市政の継承」を訴えていた岩崎もこれを歓迎した」が、結果、奥山恵美子が当選し、岩崎は落選した(2019年9月23日修正)。

今回は、市長の応援、並びに多くの仙台市議会議員(36人は過半数である)の支援を受けた候補が負けた。ダブルの(?)支援を受けて負けるなんてびっくりである。

菅原氏の本気度が試されるのは、4年後。たぶん立候補しないだろうが、そうなると今回はどこまで本気だったのだろう?となってしまうな。もっとも、立候補は自由だが。

さてめでたく市長になった郡氏だが、仙台市議会は自由民主党公明党過半数。舵取りは容易ではない。郡氏のお手並み拝見といったところか。

*ウェブサイトは2017年7月24日アクセス。
**なお、ついでだから当ブログ「知らなんだ 奥山圧勝 ウラがあり」(https://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/49122073.html
)もご一読。2009年の仙台市長選の一端を書いたつもりである。