今日の読売新聞(東京本社版。仙台では33頁・社会面)に東京大学基礎学力研究開発センターの全国調査の結果が載っていた。それによると(以下は読売新聞の記事の要約)、
(1)公立小中学校長の9割が、「20年前に比べて家庭の教育力が低下して」おり、「将来、学力格差が広がる」と見ている。
(2)校長の9割が、「改革がはや過ぎて現場がついていけない」と感じている。
(3)小学校の校長の42%、中学校の校長の57%が、「子どもの学力が20年前に比べ下がった」と見ている。
(4)小学校の校長の76%、中学校の校長の65%が、「子どもが教えにくくなっている」と答えている。
(5)教育の障害の原因が「家庭にある」とした校長が、小中学校とも9割を超えた反面、「教師の指導力にある」とした校長は4割程度。
(6)8割の校長が国や自治体の「教育改革」が「対応していない」と不満を示した。
(7)校長の9割が、地域間の教育格差も広がるという危機感を持っている。
これに対して、私見は次のとおり。
_板蹐龍軌蚓歪祺次∋劼匹發粒慘呂猟祺爾楼?殤世世箸い錣譴討盪妬?ないところもあるが、家庭については社会の変化(共働きの増加など。これがよくないからといってジェンダーフリーや男女共同参画社会を否定しても意味がない)、子どもの学力については戦後の教育内容の軽減化(最近の学校週休2日制のみならず。もっとも、学校週休2日制は時代の流れなので元に戻すのは難しい)が原因だと思う。
◆複押法◆複供砲茲蝓教育改革のほとんどは効果がない事が、私の印象のみならず校長の意見でもある。政治家(特に『美しい国へ』で教師批判のみ(公務員の中で)をした安倍晋三さん)、文部官僚は現場を見るべきだ。
(5)は身びいきのきらいもあるが、急に教師の質が下がるとは考えにくいことと、労働環境の変化は周知のことなので、妥当。
ぁ複掘砲漏惺餐択制が特効薬になるか疑問(地域格差より厄介な(地域格差ならそこに優秀な先生を投入すればよい)学校格差が生じるから(希望通りの学校に行けなかった児童・生徒を想起せよ))。
皆さんはどう思われますか。