今日は木曜日。木曜日といえば週刊文春と週刊新潮という上質な(セクシーフォトがないという点で)週刊誌の発売日。
今週の注目は、伊吹文明文部科学大臣宛に送られた自殺予告に対する石原慎太郎東京都知事のコメントに関する記事。
週刊文春11月23日号の見出しは、『「自殺予告は余ったれ」石原都知事流教育論の波紋』。石原さんのコメントもそうだが、全体としていじめられっ子に冷たい内容。石原さんも、この記事を書いた人も、いじめは犯罪や不法行為の場合もあるから、こう戦うべきだというノウハウを言ったり書いたりした方が有益だったろう。なお、石原さんは、長男が先生にいじめられたときに毅然として学校に抗議したことも言っており、これは参考になろう。
週刊新潮11月23日号の見出しは『「自殺予告はいたずら!」石原都知事が握る「確たる証拠」』。詳細は買って読んでもらうとして、いたずらということは十分想定されるので、この記事自体に特に問題はない。ただ、学校内、保護者同士で解決することもあるので、虚偽と断定するのは慎重なほうがいいと個人的には思う。