清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

(臨時国会)本当に これでいいのか 日本国

臨時国会が現在行われており、12月15日に、)姫卍の「省」昇格など、教育基本法改正法案の成立、があった。この2つはいわゆる戦後体制から別れを告げるもので大きい出来事だが、果たして妥当かどうか、以下、検討する。

1、防衛庁の「省」昇格、など
防衛庁が「省」に昇格すると、内閣府の長である内閣総理大臣が権限を持つ閣議への議案提案権や財務省への予算請求を、防衛省が直接出来るようになるそうだ(読売新聞12月16日朝刊1面参照)。かつての日本社会党自由民主党新党さきがけ連立内閣のような状況であれば、この意義は大きいが、今は意義が大きいようには思えない。むしろ、独走を防ぐために現在のままにしたほうがいいようにも思う(これは印象論だが)。

問題なのは、自衛隊の国際平和協力活動や、在外邦人輸送、周辺事態での後方地域支援などの活動を「付随的任務」から「本来任務」に格上げすることである(読売新聞12月16日朝刊1面参照)。「付随的任務」で何が悪いのかよくわからないし、海外に出るのが「本来任務」でいいのかもわからない。専守防衛の建前でどう不都合があるのかもわからない。

今後の政策を見守るしかないが、現在の防衛が本当に不都合なのかどうかは私を含めて検討する必要があろう。

2、教育基本法改正法案の成立
同じことなので繰り返さないが(右記の私の記事参照。http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/23827614.html)、本当にこれで教育がよくなるかどうか。愛国心について一言付言しておくと、愛国心を教育目標にすると、結局、富裕層(たとえば、竹中平蔵さん。彼は日本国に税金を払いたくないために住民票をアメリカに移したことがあるそうだ)に付けこまれる人が増えるだけで、有益ではないのではないか(山岸俊男社会的ジレンマ』PHP新書を参考にしました)。教育基本法に書くほどのことでもないが、むしろ、自分の利益が集団などの多数の利益になることを教えるほうがよいのではないか。

まぁ、安倍晋三さんをはじめ、保守派の思い込みで制度などが変えられるのは何か気持ち悪い。改革がなんでも悪とは言わないが、優先順位や実態は十分考慮してもらいたいものだ。