ビール系飲料（ビール、発泡酒、第３のビール）の２００６年の企業別シェアにおいて、アサヒビールがキリンビールの猛追をかわして、６年連続首位になったそうだ（詳細は右記の日本経済新聞のサイト。http://rd.nikkei.co.jp/net/news/main/headline/u=http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070117AT2F1604F17012007.html）。
アサヒビールさん、おめでとうございます。
ただ、本当に言いたいのは、なぜ日本のビールってほとんど麦１００％でないのでしょう。ビールの本場ドイツでは、大麦、ホップ、水以外の原料を使うとビールとは認められないことからすると（幕内秀夫『粗食のすすめ実践マニュアル』（講談社プラスアルファ文庫）参照）、おかしいのではないか。
アサヒビールの「スーパードライ」、キリンビールの「ラガー」と「一番搾り」、すべて大麦、ホップ、水以外の原料を使っているビールである。こんな会社のビールがシェア１位と２位というのはある意味で悲しいことだ（「ある意味」というのは、私は昔アサヒの「スーパードライ」が嫌いだったが、今は好きになっているので、個人的には麦１００％にあまりこだわりがないから）。各メーカーさんの改善を求めたい。
