清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

讀賣の せいで政治は 混乱だ

小沢一郎さんが、民主党代表を辞任するそうだ。理由は、先の福田康夫内閣総理大臣自由民主党総裁との対談が、党内に混乱を与えたためなのだそうだ(中日新聞のサイト「小沢代表が辞意 「党内混乱の責任取る」」(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007110401000141.html
参照。

それにしてもこの問題、諸悪の根源は讀賣新聞ではないかと疑われる。理由は以下の通り。

第1に、今日の朝刊にも載っていたが、「「大連立」を小沢氏側から持ち掛けたとの見方」を載せることによって、民主党を混乱に陥れた(ことが推察される)からである(私の知る限り、他のメディアにはこのような視点はなかった)。もっとも、小沢さんが辞任したということは、もしかしたら讀賣新聞が正しいのかもしれない。

第2に、讀賣新聞グループ会長の渡邉恒雄さんが、自紙の社説を現実にするためか、党首会談をお膳立てしたとされるからである(中日新聞「検証―自・民『大連立構想』 お膳立て読売・渡辺氏か」(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007110490070732.html))。
ある意味日本の政治を私物化しているといえるし(社説が当たればいいわけではない)、ある意味、対立政党を抹殺しようとすることによって(日本社会党は、自由民主党と連立したことにより、ダメージを受けた。私が普段読んでいる限りでは、讀賣新聞自由民主党支持だから、このような推察はありうると思っている)、日本の議会政治を緊張感のないものにしようとしたといえる。なお、このような意見を持つようになったのは、魚住昭渡邉恒雄―メディアと権力』(講談社文庫)を読んだのが大きい(この本にも、ジャーナリストとして分をわきまえず、政治に深く介入した渡邉さんの様子が書かれているので、またか、という気持ちにさせられた)。

もし中日新聞の記事が本当ならば、讀賣新聞は新聞に値しないのではないか。