清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

ニッポンの がんは右翼と 新高輪(2)

今日の讀賣新聞朝刊社会面30頁(仙台では)によると、グランドプリンスホテル新高輪は、日本教職員組合が全体集会の会場として予約していた宴会場だけでなく、参加する全国の教師などが宿泊予約していた約190室についても、使用を拒否したそうで、それがために、連合は、傘下の労働組合に対して、プリンスホテル系列のホテルを使用しないように要請するという。

まず、連合が使用をしないように要請しても、プリンスホテル側としては、痛くも痒くもないだろう。しかし、何らかの行動を示すことについては、理解する。

ここからが本題の宿泊拒否についてだが、たしかに、ホテル側にも契約者(本件では宿泊使用者)を選ぶ権利があるので、使用拒否自体が悪いとは言えない。

しかし、先生を泊めると、何かあるとは思えない。先生だから暴れて宿泊施設を壊すとも思えない。右翼が来ることを心配したとすれば、過剰である(いくらなんでも、夜中に来れば支持されないだろうし、近辺の方が警察に通報しよう)。つまり、宿泊拒否の理由が明らかでない。予約でいっぱいでなければ、使用させるべきではないか。他の人が泊まろうが、先生が泊まろうが、収入になるのだから、同じだろう。

この記事からは明らかではないが、もし、予約を一方的に破棄したのならば、おそらく理由のないものであり、もっと問題だろう。

このブログの読者の皆様も、プリンスホテル系列のホテルだけは、当分の間泊まらないで頂きたい。

(追記 2008年2月18日)
MSN産経ニュースの右記のページ(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080218/plc0802181641005-n1.htm
によると、

 崛づ才廾豸﨨枯働相は18日の衆院予算委員会で、「旅館業法に違反する疑いが濃厚だ」と指摘した」そうである。というのは、「旅館業法は、伝染病や賭博などの違法行為の恐れや空室がない場合以外は宿泊を拒んではならないと規定している」からだそうだ。

◆嵌兄核夫法相は、会場使用を認めた司法判断に従わなかったホテル側の対応について「あくまで一般論だが、裁判所を無視した当事者がいるとすれば、法治国家にあるまじき事態だ」と述べた」という。

舛添さんや鳩山邦夫さんの批判を当ブログでしたが、これに関しては、お2人の見解に、率直に敬意を表したい。また、私の知識不足もあり、不十分な記述になったことをお詫びします。

(追記―2008年3月28日記)
YOMIURI ONLINE「宿泊解除、港区が「法違反」とプリンスホテル側に伝える」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080328-OYT1T00372.htm?from=navr
によると、「日本教職員組合日教組)に教育研究全国集会(教研集会)の参加者の宿泊190室分を解除した問題で、港区は28日、同社の渡辺幸弘社長に旅館業法に違反するとの判断を伝え、再発防止策の提出を求めた」ところ、「「宿泊に関しては、区側の指摘を真摯(しんし)に受け止めたい」と態度を改めた」そうだ。旅館業法を読んだ限りでは、当然のことである(宴会場使用はまた別)。