清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

食糧自給 率を上げるの ムリかもな(2)

hinabenekoさん、pingzhong1127さん、kaorinotameさんの有益なコメントのおかげで、食糧自給率についてまた考えようと思ったので、考察する(以前の議論は「食糧自給 率を上げるの ムリかもな」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/39903949.html
参照)。

1.「食糧自給 率を上げるの ムリかもな」をUpするときに思ったのは、自給率より、(安心して)食べられることが大事だということで、それを変えるつもりはない。

2.食糧自給率について調べたところ、「農林水産省 世界の食料自給率」(http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/013.html
なるページを見つけた。このページは食糧自給(率)を考えるのに有益と思い、掲げておく。

3.ところで、手元にある「新詳高等地図 最新版」(帝国書院。といっても、「最新版」ではありません(平成17年版)。毎年10月ぐらいに最新版が出るようだ)に、2001年時点の産業別人口の割合(p127~)が載っている。2001年時点で食糧自給率が100%を超えたの先進国(発展途上国だと、比率が高いなど、比較に不適当なため)と日本で第1次産業の人口の割合を比べると(なお、その他は上記のサイトから「主要先進国の食料自給率(1960~2003)」をダウンロードしてください)、

*カッコ内はカロリーベースの食糧自給率で、単位は%        
オーストラリア(265)4.8%
カナダ(142)2.9%
アメリカ(122)2.4%
フランス(121)4.4%
日本(40)4.9%

このことからわかるのは、どちらかだろう。すなわち、/糧自給率と第1次産業の人口の割合に相関関係がない(たぶんこちらだろう)、日本の農業の生産性に問題がある可能性がある、ということである(これら以外の結論の可能性を否定はしない)。

仮に食糧自給率を上げるべきだとすれば、生産性を上げることが至上命題だろう。その点から、規制を緩和して、企業に参入させる試みには一理ある。

しかし、‥效呂箋じ?覆匹量簑蠅ある、∈までどおりの質が担保されるのか、以上2点により、食糧自給率を上げることを否定はしないが、それに期待することに躊躇を覚えるのである。