清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

中山さんの インタビューをね 検討す(下)

「中山さんの インタビューをね 検討す(上)」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/44869976.html
の続き(「自治労日教組に支援されている民主党が政権をとるとどうなるか。端的に言えば、それが大阪府だということですよ=続く 」)です。

ここでは、「徹底してやるしかないんじゃないの」妻の言葉に押され 中山前国交相インタビュー(下)」(http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081001/stt0810011052002-n1.htm
を検討したい。

大阪府っていうのは、歴代のトップが、知事が、職員組合と癒着してきたわけですよ。だから、お互い給料、ヤミ手当てとかね、裏金とかあったわけです。それでああいう財政破綻に瀕しているわけで」→癒着は事実なのだろうが、組合との癒着だけが財政破綻の原因か?無駄な公共事業などはないのか?

「大阪の日教組は強いんですよ。私が文部科学大臣のとき、大阪の学校訪問に行きたいといったけれど、どこも受け入れてくれなかった。日教組が反対してね」→asahi.com「中山前国交相、再び大阪批判 橋下知事「戦略的な発言」(http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809290030.html
によると、「大阪府教委事務局は、中山氏が文科相を務めていた時期に事務局にいた職員や関係各課に問い合わせたが、視察などの依頼があった事実は確認できなかったという。職員は「大臣から依頼があれば断るはずがない。ましてや教組がらみが理由になることはあり得ないが……」と当惑した」とのこと。どちらが本当だろう(教育委員会が隠すとしたら、どのような理由で?)?

民主党が政権をとると大阪みたいになってしまう」→他の政党の兼ね合いもあり、簡単にはいかないと思うが。私は大阪府民でないのでわからないが、歴代大阪府知事って、民主党社会民主党系だったっけ(横山ノック師匠や、太田房江さんは違ったけどな)?

「組織率は関係ない。固まり、声の大きい本当の過激運動家の影響力が大きいんですよ」→これはあくまで主観の問題であり、根拠にならない。なお、実名を挙げると名誉毀損になる可能性があるので、不適切な発言なのは言うまでもない。

「(日教組は)自分たちは教育労働者だと、日本の解体を運動方針としているんですよ」→自由民主党政権下の文部科学省の教育行政を見れば、裁量がないというイメージがあるので、「教育労働者」は間違っていないだろう。また、「教育労働者」などが、なぜ「日本の解体を運動方針としている」ことになるのか?

「織率は低いけれど、ちゃんと教えない」→これは、日教組の問題と言うより、担当の先生の問題、生徒の環境の問題なんじゃないの?

「言葉尻を捕まえたり、言葉狩りをしていると、政治に闊達さがなくなる。政治に元気がなくなる」→中山さんの発言は、間違っている(と思われる)のでダメなわけで、「言葉狩り」ではない。なお、「言葉狩り」とされるものは、差別表現などで、対象とされている人を傷つけるからよくないとされるものがほとんどで、純粋な「言葉狩り」は、私の知る限りでは、犯罪被害者のことを語っていないのに激怒した「素粒子」の一件ぐらいだろう(これがダメならば死刑問題の媒体(短文コラムでは死刑問題はタブー)が減ってしまうという意味で)。

「今度の給油法案、小沢さんは反対でしょ。一方で日米協調といいながら、アメリカが懇請している給油活動に反対している。それで何で日米協調ができるのか」→中山流だと、アメリカの言いなりになれ!と言うことのようだ(もっとも、どちらが正しいかは保留)。

「日本のガソリンは税金は1リットル61円ですよ。イギリスなんかは157円です。いま137円かな、ユーロの関係があるけど。ドイツが142円、フランスが134円だったかな? もし日本がガソリン税61円を25円下げるなんてなったら、これは世界から日本はいったい環境問題をどう考えているんだと」→環境税は今後の問題だが、道路特定財源批判の反論にはなっていない(論点が別)。

「政権をとるためにね、審議拒否をして、国民生活を混乱に陥れて「これは政府与党の責任だ」」→これは、あくまで「政権与党」にいる中山さんの見解としよう。