中日新聞「日本の教育に危機感 小林、益川氏が会見」(http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008101002000275.html)
によると、「ノーベル物理学賞の共同受賞が決まった小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授(64)と、益川敏英・京都産業大教授(68)が10日午前、東京都千代田区の日本学術振興会で会見した」という。
興味深いのは教育論。
益川敏英さんいわく、「大学入試の多くはマークシート方式になったが、これでは生徒がいろいろ考えなくなる」。
小林誠さんいわく、「大学の評価についても客観性を重んじ過ぎ、形式的になっている。一面的な評価は、大学教育をゆがめる可能性がある」。
根拠があるかは断言しないが、とりわけ小林さんの見解は、ありうると思う。
おそらく、日本の大学改善の方法のひとつは、自由な研究ということなのだろう。
文部科学省や、政治家の人は、一考の余地があるかもしれない。