鴻池祥肇官房副長官が、日本教職員組合、ならびに文部科学省を批判したという(詳細はasahi.comで。http://www.asahi.com/politics/update/1206/TKY200812060188.html
)。
まず、上記asahi.comには、なぜ文部科学省を鴻池さんが批判しているかが明らかではない。日本教職員組合にだけスペースを割くのでは、国民の知る権利に資するところがないし、偏向とされても仕方がない。
つぎに、鴻池さんの発言を、上記asahi.comに基づいて読んでみると、以下のような感想を持った。
第1に、鴻池さんは、おそらく、単に自分が気に入らないから、文部科学省は、日本教職員組合を誹謗中傷しているのだろう(直観だが)。
第2に、(日教組について)「学校があるのに『今日、日教組の会合だ』と言っていなくなる」についてだが、あってもたかだか年1、2回なのではないか?それほど気にする必要もあるまい。
第3に、「『君が代を歌っちゃいかん』」については、他者を尊重するかけらもないので論外だろう(ロジックを検討すべきだろう。私の聞く限り、「歌っちゃいかん」とは言っていないはずだし(歴史的背景を教えているだけのように思うが)、私はそう言われたこともない)。
第4に、「教育とは未熟な子供を立派な大人にすること。ひとさまに迷惑をかけないこと」と、今回の文部科学省、日本教職員組合とどう結びつくのかが明らかでない。鴻池さんは(ロジックがないように見えるので)「未熟な子供」だし、根拠がない単なる誹謗中傷にしか見えないので、「ひとさまに迷惑をかけ」ている。「市中引き回しの上、打ち首」にしたほうがよいか(以前こう発言して物議を醸した)。