清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

楽天の 今期と今後 心配だ

NPBプロ野球パシフィックリーグにおいて2位になり、クライマックスシリーズ(以下、CS)進出を決めている、東北楽天ゴールデンイーグルスが、おかしなことになっている。

まず、CSの第1ラウンドに、トッド・リンデン外野手が出られない。発表ではフロントの判断となっているが、10月10日の札幌ドームでの北海道日本ハムファイターズ戦でスターティングメンバーを外されたことを批判したらしい。好調なだけに痛い。なお、10月12日テレビ朝日スーパーJチャンネル」を見たところ、「解雇」「人間失格」などと野村克也監督がしゃべっていた。リンデン選手の行為はダメだが、日ハムの監督時代に、監督の采配を批判した金村暁投手(現阪神タイガース)を使ったトレイ・ヒルマンさんに比べると、野村さんの人間の小ささが目に付く、と書いたら書きすぎか。

その野村克也監督、退任が決まったという。しかし、スポーツ新聞を見ればわかるように、今期の楽天は、得点より失点が多い。年俸総額もパシフィックリーグで一番安い。普通はこんなチームは勝てっこない。その勝てっこないチームをCS進出に導いた野村さんを、本人が辞めるつもりがないのに退任させるのはいかがなものか。後任は広島東洋カープの監督だったマーティン・ブラウンさんと噂されるが、ブラウンさんは(年俸が安くて仕方のない面もあるが)1度もAクラスになったことがない監督である。つまり、監督として現時点では実力がないのは明らかなのに、なぜ監督にしようとするのだろう。ド素人だって、フロントの仕事は、お客さんを呼び、勝てる戦力を整え、勝ち、黒字にすることだとわかるが、楽天フロントはわかっていないようだ。

私は仙台人なので、楽天が来期成績が悪くなるのが心配だ。杞憂になることを祈る。

*なお、この記事は、読売新聞2009年10月12日朝刊18面(仙台では)を参照しました。