清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

清高的 芥川賞 142

第142回芥川賞の候補作品はすでに決定している(詳細は文藝春秋 芥川賞最新情報のページへ。http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/index.htm
。よせばいいのに(要領がいいのは、受賞作が掲載されている『文藝春秋』を買うこと)また候補作を全部読んじゃいました。私見では参考にならないのは承知の上で、比較のために恥ずかしげもなく載せる次第である。

まずは、候補作と読破の順番(丸の中の数字)を示す(上記文藝春秋のサイトから、清高が読破順に並べた。なお、お読破順も評価に影響を与えていることをお断りしておく)。

 ̄田圭介
(はだけいすけ) 「ミート・ザ・ビート」(文學界12月号)
舞城王太郎
(まいじょうおうたろう) 「ビッチマグネット」(新潮9月号)
松尾スズキ
(まつおスズキ) 「老人賭博」(文學界8月号)
ぢ膺昂残
(おおもりきょうだい) 「犬はいつも足元にいて」(文藝冬号)
テB紂\
(ふじしろいずみ) 「ボーダー&レス」(文藝冬号)

次は、私の中での順番を記す(もっとも左の作品が、清高が一番いいと思った作品)。

ァΝ・◆Ν Ν

最後に、私の感想をいくつか。

全般的には、東京の作品と、タバコの描写が多かった。純文学というか、文芸誌文学にはある種のパターンがあるのだろうか?もっとも、普段文芸誌を読まない私にはわからないが。

次は個別に。

イ蓮∈瀑釤灰螢▲鵑鬟皀妊襪箸靴榛酩福F鐱椶凌略行為(あえてこう書く)、敗戦などで、複雑な状況に置かれていることを題材にした、考えさせられる作品(私はこういう作品が好みなので高評価とした)。以前、石原慎太郎さんが、楊逸さんの「時が滲む朝」(第139回芥川賞受賞作品)のことを「風俗小説」と言っていたが、これと比べると突っ込みが鋭く感じた。ただ、前半部分はあまり面白くなかった(後半部分がよかった)、実際の在日コリアンがどうなのかがわからない(こちらの責任だが、どれくらい取材したのかは知りたい)、といったところは引っかかるが。

。エンターテインメントとしては(面白かった作品としては)、か△箸い辰燭箸海蹐任△襦J柀∪篥歸戮猫に軍配を上げた。実際の芥川賞は、か△半ー蠅僕汁曚垢襦奮川賞は実績主義らしい。初ノミネートの作品は大概取らないらしい。もっとも、審査が不公平とは言っていないし、何回か見た限りでは、公平だと私は思っている)。

,蓮第139回にノミネートされた「走ル」に比べて、はっきり言って面白くなかった。自転車から車にグレードアップしたが、作品はそれに比例していないように感じた。

最後にぁいやらしい(けなしていません)作品。サダみたいな人は勘弁願いたい、と思った。ただ、他作品比べると、考えさせられる要素があまりないように感じたので、大変申し訳ないが、私の中では一番悪く評価した。

(2010年1月15日追記)
第142回芥川賞は該当作なし。なお、産経新聞記者の予想は、MSN産経ニュース「本紙記者が占う芥川賞 大森兄弟、藤代が有力か (1/3ページ)」
(2010.1.12 08:22。取得日2010年1月15日。http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100112/acd1001120824004-n1.htm
を御覧ください。