清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

崩壊を すべきは自由 民主党

YOMIURI ONLINE「『バラマキ4K』削除…自民、予算案修正迫る」(2011年2月24日21時54分 読売新聞。同日アクセス。以下、「『バラマキ4K』」。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110224-OYT1T00977.htm
によると、「『バラマキ4K』と批判する子ども手当、農家の戸別所得補償、高校無償化、高速道路無料化の4施策予算の削除を求めるなど、菅政権に予算案の抜本的な修正を迫っている」という。

「与党の『政局優先』との批判をかわしつつ」(「『バラマキ4K』」)とあるが、政局を作り出しているにすぎず、日本のことをなんら考えていないと言わざるを得ない。

まず、ちょっと調べればわかることだが、公務員の人数が多すぎるという事実はなく、人件費削減は現役公務員の給料減にしかならず、モチベーションダウンの可能性が高い。

「防衛費上積み」(「『バラマキ4k』」)も、近隣諸国を刺激しかねず、無駄の可能性が高い(もっとも、どれくらいが適正かは未調査)。

最大の根拠としていいのは、「組み替え案の国債発行額は、政府案より1.8兆円少ない42.5兆円で、なお税収を上回る」(「『バラマキ4K』」)の下り。大見得を切ってもどっちみち税収より国債のウェイトが大きいのでは意味がない。つまり、現在の民主党党連立政権の予算案は、悪くない、と言ってしまった。

それどころか、高校無償化をやめるといった人権軽視(経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約第13条第2項(b)、そもそもの前提だった高速道路無料化をやめるなど、かえって問題を生じさせてしまった。

YOMIURI ONLINEの別の記事、「谷垣氏『賛成できる状況でない』予算・税制法案」(2011年2月21日12時09分 読売新聞。2011年2月25日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110221-OYT1T00455.htm
)に書かれているように、日本経団連の言うことも聞かないのだから、現在の自由民主党は、独善極まりない。

民主党政権崩壊がささやかれている。しかし、真に日本を思う者ならば、現在の自由民主党の崩壊を期待すべきだろう。崩壊が嫌なら、とりあえず、日本経団連の言うこと(「『(今国会で審議中の)2011年度予算・税制改正関連法案を成立させ、日本経済の安定を図ってほしい』」という米倉弘昌会長のコメント。「谷垣氏『賛成できる状況でない』予算・税制法案」から引用)は尊重するんだね。