麻生太郎さんが高級バーに行ったことが物議をかもしたことは、意外と記憶しているが、(「「ドーデモヨクナイ」 『編集手帳』と 麻生さん 」http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/45109968.html)
)、それより問題の可能性が高い話。
読売新聞2011年7月16日朝刊13版4面(仙台では)「首相 なでしこ応援断念」によると、「菅首相がドイツで行われているサッカー・女子ワールドカップ(W杯)決勝戦の現地観戦を一時検討したが、断念した」そうだ。
ただ、記事は「政府関係者」とあり、どこまでホントかはわからない。
しかし、東日本大震災の普及がかなりのウェイトを占めるこの時期に、日本代表であり、初優勝がかかるとはいえ、サッカー応援を検討すること自体が不謹慎なのではないか?
そもそも、サッカーのワールドカップの決勝に進出したことは、男子であれ女子であれすごいことだ。しかし、だから、国のトップがいちいち行くものだろうか? 男子で言えば、ブラジルの大統領はしょっちゅう決勝戦を観戦しただろうか? 女子で言えば、バラク・オバマ現大統領は、観戦の予定があるのか?
読売新聞であることと、記事の根拠が匿名であることから、断言はしないが、本当ならば、首相の資格がない、と判断せざるを得ない。
*タイトル敬称略