清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

国のせいにして はぐらかしたよ 福島知事

47NEWS「【国の避難指示で混乱と福島知事】国会事故調で  拡散予測削除では陳謝 会場からやじも 」 (2012/05/29 22:52  http://www.47news.jp/47topics/e/229784.php )に、福島県佐藤雄平知事が、国会の東京電力福島第1原発事故調査委員会参考人として出席した模様が書かれているので、それを一部検討する。

「事故直後、県が独自に原発から半径2キロ圏内の住民に避難を求めたことについて、佐藤知事は「国の対応を待っていては県民の安全を守れないと決断した」と説明。政府がその後、原発から半径3キロ、10キロ、20キロと避難指示を出したことには「事前に連絡もなく、根拠も示されず、一方的で矢継ぎ早に示された」と不快感を示した」という。

もちろん、スピードが大事なので、「県が独自に原発から半径2キロ圏内の住民に避難を求めた」ことは評価できる。しかし、「政府がその後、原発から半径3キロ、10キロ、20キロと避難指示を出したことには「事前に連絡もなく、根拠も示されず、一方的で矢継ぎ早に示された」と不快感を示した」」を素直にとって同調してはいけない。

というのは、政府の対応は、国際機関は妥当と評価しているからである。「妥当だと 言ったねW HO」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/51865159.html )をご一読。それだけでなく、「政府」だって「県民の安全を守」るための判断なのだ。自分の指示がよく、政府の指示がダメ、という理由にはなっていない。「傍聴席から声を上げた福島市の男性会社員(42)は、終了後の取材に「質問への答えも的を射ず、はぐらかしていた。『国のせい』にしていた」と怒りを隠さなかった」というコメントの通りの展開である。

根本は、個々の命令ではなく、そもそも備えがなっていなかった、ということだと思う。これに関しては、政府も福島県も反省すべき。