清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

パチンコは 子ども手当と 関係ない

日本経済新聞電子版「中学生以下に年31万円、子育て応援券も 未来公約」(2012年11月29日11時5分。http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2900G_Z21C12A1MM0000/ )  によると、「新党「日本未来の党」(代表・嘉田由紀子滋賀県知事)が衆院選公約の柱の一つとして、中学生以下の子ども向け手当(中略)の支給を打ち出すことが分かった。一部はバウチャー(金券)の「子育て応援券」として支給することを検討」しているという。読み進めると、「嘉田氏は「子育てを応援するための制度利用券がバウチャー。子ども手当で2万6千円出しても親がパチンコなどで使ってしまい、子育ての安心につながらない」と指摘」したという。

バカだねぇ、嘉田さん。手当にかかわらずパチンコぐらいするって、やりくりを軍資金として。

それより、子ども手当につき、素晴らしいサイトを発見。All About「「子ども手当7つの誤解」を解いてスッキリもらおう!」(2010年5月18日。山崎俊輔著。http://allabout.co.jp/gm/gc/45302/  )である。以下、引用しつつ紹介する。

パチンコ等については、「子育てに回す金額は同じだったのなら、いいんじゃないでしょうか?/(本来、教育費をいくら出すかは各家庭が決定することです。それに子が最低限度の教育を受ける機会は義務教育で保証されていますし、また高校教育の無償化も取り組まれているところです)」で、おしまい。

そして、バウチャーについては、「チケット分は子育てに回して同額の自分の給料を他のことに使ったとすれば、それは結局同じことではないでしょうか?/だとすれば、チケットを発行する業界団体ができたり、市区町村が発行の手間をかけたり、偽造を防ぐ苦労をしたり、チケットの対象となる業種や企業を管理したり、チケットを換金する手間がかかったりしたら、それは現金を支給する以上のコストがかかります。つまり巨大なムダになると思いませんか?/そもそも、子どものためのお金って何でしょう? 食料品だって子どもがいる家庭では子のための費用ですよね。エアコンの買い換えは子どもの部屋ならOKですか? 塾はいいけど運動会のために買ったハンディカムはダメですか?/チケットの用途だって議論すると大変です(また業界団体が検討し決める?)。お金には色はついていませんし、判断は簡単ではないと思いませんか? 制度の趣旨は「子に13000円/月以上教育させろ」ではないはずです」は、正直言って、私にも書けなかった。嘉田さんらは、上記サイトを読んでお勉強だね。

その他、概ね妥当なので読者の皆様にはぜひご一読願いたいが、一点。「高所得者低所得者より税率が高い」はもう少しツッコミを入れてほしかった。以前あった年少扶養控除は所得控除なので、結局高所得者がトクをする、だから一律給付の子ども手当のほうが妥当だ、と言えれば、完璧だったんだけど。