清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

偶数で 突き放された ナイナーズ

バスケットボールは、会場がアリーナだから冬でも移動の寒さをしのげば見られるが、日本の場合、5月は観戦にジャストの季節。ターキッシュエアラインズbjリーグ、ならびに、National Basketball League of Japanも大詰め(前者はプレーオフファーストラウンド終了、後者は今週金曜日からプレーオフ開幕。なお、National Basketball Development League of Japanは終了)。というわけで?仙台人の筆者は、2015年5月3日、青森ワッツ(以下、青森)との試合(プレーオフファーストラウンド第2戦)を仙台市体育館で観戦。

 
まず両チームのアップ。仙台89ERS(以下、仙台)のアップは声が出ている。青森の高橋(以下も文中敬称略)選手はシュートタッチが良さそうだ。
 
そうこうしているうちに(前座の試合その他はなかった)試合開始。
 
1Qは仙台19-青森9。以下あくまで素人目だが、仙台のジョンソンには青森の小島、青森のポマーレには仙台の菊池、のマッチアップは想像したとおり。作戦通りなのだろうが、小島は1Qでファール2つ。菊池はうまく抑えていた印象。最終決定戦になりそうだ(というより、いけそうだ)と思った。
 
しかし2Qにポマーレが爆発。全21点のうち、13点。途中ポマーレ連続得点、ダンクもあり。1Qのいい気分が吹き飛んでしまった。2Qは仙台13-青森26.
 
3Qは一進一退。小島のファールは残り4分28秒で4つ。作戦だろうが、仙台からすればいい感じ。ただ、ジョンソンが頭を撃って(撃ったように見えた)、途中交代。得点源を1つ失う。それでも3Qは仙台19-青森19。
 
4Qは青森が突き放した。青森の58点目だったと思うが、青森の山口に簡単に(見えた)リバウンドを拾われシュートされた時点でまずいな、と思った。また、このクォーター、仙台の点数が、終了間際まで2点しか入らなかった。4Qは仙台13-青森25、トータルで仙台64-青森79。前日青森勝ちだったので(ターキッシュエアラインズbjリーグ公式サイトより。http://www.bj-league.com/game/2015050203/
)、青森2勝でプレーオフ東地区セミファイナル進出となった。
 
河北新報「<bj仙台>守備崩れホーム連敗」(2015年5月4日。http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150504_14014.html
)によると、「暗転したのが第2クオーター。インサイド攻撃が強い青森を止めようと続けたゾーン守備で連係の悪さが出」たとのこと。1Q、3Qの合計だと仙台が勝っているくらいだから、偶数クォーターのディフェンスが悪かったと思われても文句は言えない。あと、印象として、仙台はリバウンドが拾えてないな、と思ったが、ターキッシュエアラインズbjリーグ公式サイトの、2015年5月3日、仙台vs青森のスタッツ(http://www.bj-league.com/game/2015050303/
)を見ると、仙台オフェンスリバウンド(以下、OR)14-青森ディフェンスリバウンド(以下、DR)36、仙台DR24-青森OR20。これではいい結果はでないな、と思った。試合後、もらったパンフレットで平均身長を計算したところ、仙台は187.8cm(小数点第2位四捨五入)、青森は189.9cm。青森の外国人4人は全員2m超。高さでは青森がそもそも優勢でリバウンドまで拾われた。仙台はレギュラーシーズン平均得点は86.0点。しかし、ジョンソンが2ndハーフ0点(アクシデントによる交代もあった)などもあり、抑えこまれた格好であった。
 
高さに優るチームが守備で勝つという、よくある話だったが、レギュラーシーズンの成績からはビックリの敗戦で、正直ショックだった。青森の健闘を祈ります。