(以下、予定稿)
大坂なおみさんが、全米オープンテニス(ではなく「ウエスタン・アンド・サザン・オープン」でした。下記日刊スポーツの記事を参照。お詫びして訂正)の準決勝を棄権した。
日刊スポーツ「大坂なおみの棄権、それでもやはり違和感/記者の目」(2020年8月27日15時14分)
にある、
大坂からの賛同は得られないとは思うが、やはり棄権には違和感が残る。
(中略)
多くの人が大坂を支える。家族、親友、ファン、スポンサー、マネジメント会社、大会、ツアー、ライバル選手、そしてメディアなど、数え上げたらきりがない。
日本人のように「忖度(そんたく)」しろとは思わないが、この棄権という直接的な行動の陰で、大坂を支えるために走り回っている人がいるのも確かだ。
―日刊スポーツ「大坂なおみの棄権、それでもやはり違和感/記者の目」
におおむね賛成である。
ここで出すのが適当かわからないがあえて出すと、元将棋女流棋士の石橋幸緒さん((
参照)と比べると言い分がわからないし(直接守るべきもの(石橋さんの場合は所属団体認定の女流棋士の公式戦出場)を守っているわけではないし、大坂さんの場合、勝つことが励みになるとも言えるから)。
(ここからが本稿)
上記のように大坂なおみさんの全米オープン棄権について、筆者は否定的に評価したが、アメリカのプロスポーツの動きはこんなものではなかった。Sponichi Annex「NBAの3試合が延期 東地区第1シードのバックスがボイコット 警官の黒人銃撃に選手が抗議」(2020年8月27日7時52分)
ならびにバスケットカウント「NBAのボイコット支持を表明したWNBA、3試合の開催を延期に「兄弟のような存在、NBAとともにある」」(2020年8月27日)
をご一読。
本当はこれらも一括して否定的評価をしないといけないと思いつつも、複数のボイコットがあると、(ボイコットにもそれなりの理由があるのかもしれないな)と思ってしまった。