清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

混乱は 自公の議席 多いこと

今日の読売新聞朝刊2頁(仙台では)に、知事アンケートが載っていた。ほとんどの知事(42人)がガソリンの暫定税率復活に賛成し、一般財源化は賛成4人、反対11人、32人が賛否を明言しなかったという。

これら自体の原因は、地方の現状と、推薦政党の関係なのだろう。民主党は、先の参議院議員選挙では、地方の1人区で勝利を収めたが、知事のアンケートを見る限りでは、あまり地方の首長の心を掴んでいないようだ。

この記事で一番面白かったのは、達増拓也岩手県知事のこのコメント。

「一度下げた税率をまた上げるという選択は、更なる混乱を招く(以下略)」。

達増知事の趣旨とは違うだろうが、事の本質を突いていると思った。

すなわち、今回の混乱は、「一度下げた税率をまた上げる」ことができることが原因の一つで、それは、自由民主党公明党衆議院で3分の2以上の議席を占めていることに起因するのだ(憲法第59条第2項の再議決が現実に行なわれやすい)。

だからといって、再議決をするなとはいえない。しかし、これだけ衆議院議員選挙で与党を勝たしてよかったのか(又は、参議院選挙で野党を勝たしてよかったのか、とはいえるが、衆議院のほうがめったにないことだと思う)、選挙制度がこれでいいのか(衆議院参議院とも、小選挙区参議院なら1人区)が重要)は、反省してみる必要があろう。