アメリカの上院において、いわゆる「バイ・アメリカン条項」の入った法案が成立したという(日本の見解も含め、右記のYOMIURI ONLINEで。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090206-OYT1T00315.htm)。
国際的な協定を詳しく知らないのでわからないが、法案に入れたからよくないということなのだろうか。
すなわち、日本だって、いわゆる農産物の地産地消運動があるが、条文になっていないからいいということなのか。
根本は、貿易における保護主義が善か悪かということなのだろう。一ブロガーが結論を出す問題ではないが、私の中では結論が出ない。国内産業の保護にはそれなりの理由があるし(たとえば、農産物ならば、補助金を出したりして農業を保護しないと、いざという時に食糧供給が途絶えるということは、容易に想像がつく)、保護主義を悪としたほうがよいと思えることもあるからである(日本の輸出中心の産業や、発展途上国の農産物などを想起)。