清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

強きを優遇 弱きを絞る アベノミクス

2013年6月13日の朝、紙の読売新聞(東京本社版13版1面)を見ると、「成長戦略に投資減税を追加 政府決定 秋に改正大綱・法案」という文字が目に入った(YOMIURI ONLINEでは、「成長戦略に投資減税を追加…秋に改正大綱・法案」(2013年6月13日3時6分。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130612-OYT1T01476.htm

)。
 
YOMIURI ONLINEの記事は途中で終了しちゃっているが、紙の新聞(今日の朝刊13版1面)によると、「『思い切った投資減税で法人負担を軽減』」だの「投資減税」だのある。
 
アベノミクスって、強いというか、お金を持っている人には優遇策を用意するが、弱いというか、(資本がない)労働者や生活保護受給者には何か用意しているようには見えない。すなわち、現時点では最低賃金が上がるという話は聞かないし(もっとも、10月発表のようだ。ただ、給料を上げるように要請はしている)、生活保護費の減額が決定している(朝日新聞デジタル生活保護費、8月分から減額へ 2年で6.5%カット」(2013年5月16日17時25分。http://www.asahi.com/politics/update/0515/TKY201305150587.html
)。
 
ただ、私見だが、経済というのは、弱い人をいじめるのはいいとは言えないとしても、強い人を優遇するのが悪いとはいえないのが難しい。そもそも論として、株式会社があれだけ普及しているのは、個人経営よりメリットが大きい(税制上も優遇されている。税率で言えば、個人の所得税>法人税の基本税率(最高40%と34.5%))からである。
 
だから、今日の読売新聞に出ていたような話は、単純に否定的な評価は出来ないな、と思った。
(以下、2019年11月22日修正)
以下のコトバンクも参照。