MSN産経ニュース「国連で「シャラップ」日本の人権大使、場内の嘲笑に叫ぶ」(2013年6月14日8時14分。http://sankei.jp.msn.com/world/news/130614/erp13061408180002-n1.htm
)によると、「国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会の対日審査が行われた5月22日、日本の上田秀明・人権人道担当大使が英語で「黙れ」を意味する「シャラップ」と大声で発言していたことが13日までに分かった」という。
報道したMSN産経ニュースには敬意を表するが、今ごろ? ずいぶん遅いね。もちろん、遅いのはMSN産経ニュースだけではない。日本経済新聞だって遅い(「国連で「シャラップ」 日本の人権大使、対日審査で発言」(2013年6月14日11時。http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM14011_U3A610C1EB1000/
))。日刊ゲンダイがすでに2013年6月6日に報じているし(「国連でブチ切れ「人権人道大使」は何者?」(2013年6月4日。http://gendai.net/articles/view/syakai/142708
))、私自身もツイッター上で、2013年5月31日から知っていた(ツイログ@kiyotaka1974 で「シャラップ」で検索した結果は、http://twilog.org/kiyotaka1974/search?word=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97&ao=a
)。
本エントリーの教訓としては、(書くまでもないんだろうが)ツイッターやブログなど、色々なメディアのチェックが必要ということである。
*なお、顛末については、「小池振一郎の弁護士日誌 2013年5月29日 (水)
)もご一読。