YOMIURI ONLINE「専業主婦キャッシングお断り…カード大手停止へ」(2010年3月29日03時05分 読売新聞。2010年3月30日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100328-OYT1T00908.htm)
によると、「消費者金融やクレジットカード、信販の主要各社が6月以降、専業主婦など収入がない人への新規融資をやめる方向で検討している」という。理由は、「同月施行の改正貸金業法で融資額が世帯年収の3分の1以下に制限され、審査手続きなどが煩雑になるため、そのコスト負担に耐えられないと判断した」からのようだ。
消費者金融などに規制を設けると、お金が借りたい時に借りられないので、消費者の利益にならない、という批判を、ビジネス誌を中心に見るが、その例が専業主婦がキャッシングできなくなるということか。
一方で、多重債務の問題もある。規制批判をする人は、苦しんでいる人への配慮が足りないように思う。
ともあれ、規制がどうあるべきかを考えるには絶好の素材だと思うので、あえてエントリーした。