YOMIURI ONLINE「教室 汗だく…冷房設置1割」(2010年9月6日 読売新聞。2010年9月8日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100906-OYT8T00386.htm)
によると、「東京都23区内は、公立小中の普通教室の95%が冷房完備(09年調査)。さいたま市、川崎市、京都市も教室の冷房化をほぼ終えた」といった例外はあるが、文部科学「省の2007年度調査では、全国約40万の公立小中の普通教室のうち、冷房装置があるのは10.2%」と、冷房設置が進んでいないという。
今は授業時間を増やして学習量を増やそうとしているはずなのに、夏に勉強できない状態でいいのだろうか?速やかな冷房完備を望みたい。
試算もしていないし、どこまでが「公財政支出」(読売新聞2010年9月8日朝刊より)だかわからないが、読売新聞2010年9月8日朝刊13版30面(仙台では)によると、「2007年の」OECD「加盟各国の国内総生産(GDP)に締める公財政教育支出の割合」において、「日本は06年と変わらず3.3%で、データのある28か国で最下位だった」という。
冷房の問題もある。耐震化の問題もある(YOMIURI ONLINE「教室 汗だく…冷房設置1割」参照)。授業料無償という方向性もある。教育予算の増額は、今後の日本に欠かせない。