清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

若くて長く 訓練すれば 有利だよ

神戸新聞「新司法試験、全国で2063人 神戸大69人、関西学院26人」(2011/09/09 10:59。http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004451352.shtml
によると、「法務省は8日、法科大学院修了者を対象とする2011年新司法試験の合格者2063人を発表した」が、「法科大学院の理念「多様な人材の育成」の指標となる法学未修者の合格率は16・2%で、既修者の35・4%と比べ大幅に低迷し、理念とは懸け離れている」という。

そりゃ、若いうちから、長く訓練したほうが、有利なのは当然。

既修者コースをしばらく残して、法学部を廃止して、未履修コースに一本化することは考えられるが、これで日本の社会はうまくいくか? 公務員養成学部をなくすのがいいのか? 民間企業の法務部を養成しうる学部をなくしていいのか(必ずしも法学部=法務部配属となるわけではないが)? そもそも大学レベルの法研究の場を奪っていいのか?

というわけで、法学部廃止が現実になるかは、分からない。現実にならないと、法科大学院の理念など、たぶん実現しないだろう。

それよりも、旧司法試験って、本当に悪かったのか? 法科大学院という学者の金儲けなどやめて、元通りに戻すことも考えるべきなのではないか?