清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

「不適切 勤務」よりもっと 問題が

読売新聞の今日の朝刊に詳しいが、読者の便を考慮して、ブログ転載サービスのあるasahi.comから。
 
2011年10月20日17時51分に配信された記事によると、「北海道と沖縄県の計約190校、延べ約850人の教職員が、勤務中に教職員組合の活動をするなど、不適切な勤務を繰り返していたことが会計検査院の検査で分かった」という。
 
それのみならず、「有給休暇をとって参加するべきだった研修に休暇をとらないまま出席」などもあるという。
 
これもたしかに問題なのだろうが、民間企業だって「組合の活動」(asahi.com)を勤務時間にする場合はあるし(菅野和夫『労働法』(弘文堂法律学講座双書)を一読されたし。もちろん、肯定的に評価する趣旨ではない)、「有給休暇を取って参加するべきだった研修」のイメージが湧かない。教員の独特の勤務体系の問題である疑いがぬぐえない(改正すべき点があるかもしれない)。
 
むしろ問題なのは、「先生を 劣遇するこそ 問題だ」( http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52373069.html また、「ベテランが 「時代に取り残 され」てるか 」( http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/50787999.html) も参照) で書いたように、勤務時間は長いのに授業に費やす時間が少ないことである(ただし、小学校の先生のみ)。これに比べたら、「不適切な勤務」が、そんなに問題だとは思わなかったが(問題でないとも思っていないが)。