それを最初見たときは、本当だろうか、と思った。
しかし、実際、麻原彰晃さんって、そんなに頭が良かったのか?
「オウム幹部 死刑は待って 証言せよ!」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52586008.html) では、幹部に証言させるのを肯定的に評価したが、もしかしたら、その幹部(**一読後に、「幹部の誰か」に訂正しました)が主犯で、麻原さんがすべて悪い、ということにしたんじゃないか? と、直感的に疑ってしまった。
幹部は死刑判決でも、冷静に振り返っているように感じる。しかし、麻原さんは、糞尿をまき散らしたり、おかしいふりをしたりしている、とされている。だが、もしかしたら、被害の重大性におののき、それを消化できる知識・教養もないので、本当におかしくなってしまったのかもしれない。
「お前が取材しろよ」という批判は甘受するが(誰も言わないって)、実績は魚住さんが明らかに上。魚住さんの取材のほうが、信頼できる書物になるように思う。
同じ『週刊現代』(何号かは忘れた)で、小沢一郎さんが無罪であることに記者生命を賭けるという趣旨の文章を寄稿しているが、そんなことに記者生命を賭けるよりも、オウム真理教事件に記者生命を賭けてほしいと思った。
*断るまでもないことだが、あえて敬称を付した。