清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

安田弁護士 やめさせること 失敗だ

「安田弁護士の有罪確定へ オウムや光市の事件など担当」(2011年12月8日15時18分にasahi.comが配信。上からアクセス)によると、「顧問先企業の財産を隠して債権者による差し押さえを妨げたとして、強制執行妨害罪に問われた弁護士・安田好弘被告(64)=第二東京弁護士会=の上告審で、最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は、検察、弁護側双方の上告を棄却する決定をした。/6日付。無罪とした一審判決を破棄した上で同罪の幇助(ほうじょ)にとどまるとして罰金50万円(求刑懲役2年)の有罪とした二審・東京高裁判決が確定する」とのこと。
 
禁錮以上の刑が確定すれば弁護士資格を失うが、罰金刑の場合は確定しても弁護士活動を続けられる」(「安田弁護士の有罪確定へ オウムや光市の事件など担当」)ということについては、弁護士法第7条第1号参照。
 
というわけで、安田好弘弁護士を辞めさせる国家的陰謀があったとすれば、失敗に終わったわけだ。
 
それにしても、とりあえず、オウム真理教事件の全被告人の判決が確定してからこの判決が出たのは興味深い。「オウム真理教元代表松本智津夫麻原彰晃)死刑囚(56)の主任弁護人を務めていた1998年に警視庁に逮捕された」(「安田弁護士の有罪確定へ オウムや光市の事件など担当」)事件なのに、13年も経っている。一目遅いが、過去の事例と照らし合わせればそうでもないのだろうか。
 
オウムの事件も終わって、安田弁護士をいじめる、というか、弁護士業務を邪魔する必要がなくなったから、終わりにした、ということなのだろうか。本当だとしたら、恐ろしい。