清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

たしかにね 「致命的なこと してない」よ

2011年12月6日13時12分配信のasahi.com(上からアクセス)のタイトルは、「「致命的なことしてない」 一川防衛相、改めて辞任否定」とのこと。
 
私の知る限りでも、そうだ。もっとも、国会の混乱が予想され、最終的には辞任することになるとは思うが。
 
asahi.comの記事を取り上げたのは、2011年12月6日の朝日新聞社説(http://www.asahi.com/paper/editorial20111206.html) 、「一川防衛相―更迭し、政権は出直せ」も取り上げたかったから。
 
朝日新聞の社説によると、「少女暴行事件を「ランコウ事件」といった」とある。実際にはそうでないとしても、コトバンク「95年の少女暴行事件」(http://kotobank.jp/word/95%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3%E6%9A%B4%E8%A1%8C%E4%BA%8B%E4%BB%B6) で調べると、「95年9月、沖縄本島北部小学生少女が米海兵隊員ら3人に車で拉致され、暴行された事件」( 2008-02-12 朝日新聞 夕刊 1総合)とある。大外れとは言えないし、細かいことだ。なお、2011.年12.月2日配信のZAKZAK(http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111202/plt1112021547005-n1.htm) によると、「沖縄県民の怒りに火を付けた1995年の少女暴行事件について、「少女乱交事件」と発言したのだ」という。要は知らなかったということなのだろうが、ZAKZAKだけではどうよくないのかはわからない。また、読売新聞東京本社版2011年12月6日朝刊12版9面によると、河村克行衆議院議員自由民主党)の「過去の経緯はよく勉強しているか」の質問に、一川保夫防衛大臣は、「国会議員になる前に、沖縄県の仕事を担当していた時代があった」と答えたという。おそらく、農林水産省の仕事であり(一川保夫ホームページ「プロフィール」(http://www.y-ichikawa.net/profile/index.html) 参照)、余計な発言だとは言える。
 
以上、いろいろなメディアの記事を検討したが、一川防衛大臣が辞任すべき理由を、私は発見できなかった。政治はマスメディアや野党議員のストレス発散の場ではない。余計なこと(沖縄県民感情について補足すると、沖縄の問題は95年の少女暴行事件だけではないし、事件やその有無と、防衛大臣の本来の仕事とは、直接に関係ないはずだ。Weblio辞書「防衛大臣とは」(http://www.weblio.jp/content/%E9%98%B2%E8%A1%9B%E5%A4%A7%E8%87%A3) 参照)にこだわらず、粛々とチェックをすべきである。