清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

謙虚である 一川さんを いじめてる

一般論として、いじめはいけないことだ。しかし、国会では、批判ではなく、いじめが横行している、というのは言いすぎか。
 
「防衛相の問責案 自公、今国会提出へ 2日に最終協議」(asahi.comが2011年12月2日3時3分に配信。上からアクセス)によると、「普天間問題をめぐる前沖縄防衛局長の不適切な発言を受け、自民・公明両党は1日、一川保夫防衛相の監督責任は免れないとして今国会に問責決議案を提出する方向で調整に入った」という。
 
理由はそれだけでないのは後述するとして、「監督責任」(「防衛相の問責案 自公、今国会提出へ 2日に最終協議」)が理由とすると、官僚に問題発言のインセンティブを与えてしまうので、問責決議はやめたほうがいいし、一川防衛大臣もやめてはいけない。
 
もちろん、「ブータン国王夫妻歓迎の宮中晩餐(ばんさん)会を欠席したこと」(「防衛相の問責案 自公、今国会提出へ 2日に最終協議」)は、私も問題で、これだけならば問責決議案にとやかくは言わない。
 
その他に問題なのは、「一川防衛相は1日の参院東日本大震災復興特別委員会でも、1995年に沖縄県で起きた米兵による少女暴行事件について「正確な中身を詳細には知らない」と答弁した」ところ。
 
YOU TUBEには、「米兵少女暴行事件「詳細には知らない」 」(http://www.youtube.com/watch?v=Dyz2AZcm3EQ) と題した動画がアップされている(Yahoo!動画検索() からアクセスしました。Yahoo!さんの検索サービスに敬意を表します)。それを見ると、一川防衛大臣は、「’95年に米軍から少女が暴行を受けたというそういう事案だ」(「米兵暴行事件 「詳細は知らない」」)と言っているし、その後に「中身って言われても、その正確な中身を詳細には私は知っておりませんけれども」と、極めてまっとうな発言をしている。
 
それとも、他の国会議員は、被害者は誰で、犯人は誰で、どのように襲われたとか、「詳細」(「米兵暴行事件 詳細は知らな」)を知っているのだろうか? そちらの方が気持ち悪いだろう。
 
というわけで、一川防衛大臣の言動は、言われているほど問題はないと判断してよく、少数野党の横暴を慎むようにアナウンスすべきである。それが、「批判」(Yahoo!辞書(http://dic.search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%89%B9%E5%88%A4&ei=UTF-8&fr=slv1-tbtop) の1.の意味。本来の意味と聞く)というものだ。
 
一川さんは、以前にも「「私は安全保障の素人」」(「防衛相の問責案 自公、今国会提出へ 2日に最終協議」)と言っている。謙虚さは感じるが、不適格とまでは言えない。
 
* 2011年12月3日追記
 
 
「平成03年04月 石川県議会議員に初当選(その後2期務める)
平成08年10月 衆議院議員に初当選(その後3期務める)
平成19年07月 参議院議員に初当選(現在に至る)」とある。
 
コトバンク「95年の少女暴行事件」(http://kotobank.jp/word/95%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3%E6%9A%B4%E8%A1%8C%E4%BA%8B%E4%BB%B6) によると、「95年9月、沖縄本島北部小学生少女が米海兵隊員ら3人に車で拉致され」云々とある。
 
95年ということは、平成7年。まだ石川県議会議員だった一川さんである。「中身って言われても、その正確な中身を詳細には私は知っておりませんけれども」は、何の問題もない発言である。国会議員でもなかったのだから。
 
この発言は、一川さんには何の問題もなく、騒いでいるほうが一方的に問題であろう。