テレ朝ニュース「“軽減税率”導入に否定的
低所得者対策で総理(05/24 11:38)」(
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220524017.html )によると、「
野田総理大臣は、
低所得者対策としての軽減税率の導入について、「事業者の負担など課題が多い」と否定的な考えをを示し(中略)
低所得者対策としては政府が提案している
所得税の控除と現金給付を組み合わせた「給付つき税額控除」が望ましいとの考えを示しました。ただ、岡田副総理は「給付つき税額控除にも難しい問題がある」と」したという。
そもそも
低所得者に考慮して税制を決めるかは、たしかに難しい(勤労意欲等が理由)。しかし、この発言では、何の配慮もなしに消費税導入、と取られても仕方ない。
現在、
アメリカでも、
高所得者の
増税が議論されている。難しいが、
所得税をベースに、消費税(もっとも、
インボイスの導入など、難しい論点もある)で補う、というイメージがいいと思う。その収入を試算して、それからどう支出するか、を決めるのがいいのではないか?