対戦は、今シーズンから昇格した、キャノン・イーグルス(以下、キャノン)がホストであり、昨年もユアテックスタジアム仙台で試合をした、NTTコミュニケーションズ・シャイニングアークス(以下、NTTコム)がビジターとなっている。なお、この1戦は、9月23日のNDソフトスタジアム山形でのNECグリーンロケッツ vs NTTドコモレッドハリケーンズ、10月6日の盛岡南公園競技場における2試合(キャノン vs 九州電力キューデンヴォルテクス、東芝ブレイブルーパス vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ(以下、トヨタ))とともに、「みちのくシリーズ」と銘打って行われた。今シーズンのみちのくシリーズは、昨日まででホストチームの2勝、ビジターチーム1勝(トヨタが勝っている)だが、今日はどうか?
まずユアテックスタジアム仙台に入る。バックの自由席、の、はずが、各チームの応援席になっている。あとで確認したところ自由席で問題なかったが、びっくりした。それはさておき、昨年も試合をやったからか、NTTコムの応援のほうが優勢だった(真ん中のあたりがNTTコムの応援の人が多かったことから推測)。
試合前に、両チームでのエール交換が、社会人らしいのかラグビーらしいのか知らないが、微笑ましい光景。
試合は、NTTコムが、友井川拓(ひらく)選手のトライで前半早々先制したが、キャノンが追いつき、逆転。そのまま前半戦終了。
10分間のハーフタイム後、後半。スコアではNTTコムの圧倒(後半だけならNTTコム21-キャノン0)。しかし、スコアほどの大差ではなく、キャノンにもチャンスがあったように感じた。ただ、スクラムで反則をしてしまい、NTTコムのペナルティー・ゴールのチャンスになる。それは失敗になったが、キャノン陣内でプレーは続き、友井川選手、今日3本目のトライ、で、勝負あり。書いていてラグビーは全然わかっていないが、自陣とはいえ、折角のスクラムだったのに、それをきっかけに試合を決められては、と思った。
マン・オブ・ザ・マッチは、3トライのNTTコム・友井川選手。友井川さんは、2012年3月25日にユアテックスタジアム仙台で行われた、2012トップリーグオールスター「FOR ALL チャリティーマッチ in 仙台」ではMVPだった(「オッサンが 冴えなかったな オールスター」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52910295.html )。試合数は少ないが、仙台はゲンの良い会場と思っているだろう。今後の活躍を期待したい。
*タイトル敬称略
**会場で配られたパンフット、並びに、ジャパンラグビートップリーグのサイト(http://www.top-league.jp/index.html )、ならびに「ラグビールールの概要 by 石岡ラグビースクール」(http://www.ishiokarugby.net/rule/rugby_rule.htm )を参照した。