東北楽天ゴールデンイーグルスは、本拠地のクリネックススタジアム宮城（Kスタ宮城とも表記）の座席を２８，０００席へ（約６，０００席の）増設することをNPB（日本プロ野球組織）から求められているという（詳細は右記のYOMIURI.ONLINEで。http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20091112-OYT1T00212.htm
）。
一方、仙台市は、ベガルタ仙台のホームグラウンドであるユアテックスタジアム仙台の客席増設を検討しているという（詳細は右記のSANSPO.COMで。http://www.sanspo.com/soccer/news/091111/sca0911111226003-n1.htm
）。
詳しくは見ていないが、宮城県（Kスタ宮城は宮城県の施設のはず）、仙台市、ともに財政が苦しいはずなので、安易な増設には反対である。このことを前提として、ざっと検討する。
まずKスタ。記憶では、日本シリーズは３０，０００人収容の野球場でやらなければならないはずである。NPBに参入したからには、増設には応じなければならないだろう。とはいえ、平日の試合のほとんどが１０，０００人台である現状では、増設に消極的な楽天の立場にも一理ある。
一方、ユアスタ仙台の増設は、どう検討しても不用だと思う。ベガルタは以前もJ１にいたが、そのとき、常時満席だったのか？以前J1にいたときにチケットが買えなかったのであれば増設してもいいが、そうでなければ増設はやめた方がいい。不便だが（シャトルバスで行かなければならない。なお、２００９－２０１０シーズンのbjリーグオールスターは、同所にある体育館（セキスイハイムスーパーアリーナ）で２０１０年１月３１日に行われる）、利府町の宮城スタジアムの活用を検討すべきだろう（特に人気カードは休日の昼間にやれ（れ）ばよい）。もっとも、増設して儲かるという確証があれば、増設してもいいが。
