筆者は、「音楽療法」という言葉に関心を持った。調べたところ、音楽というのは健康にいいようである。聴くの良し、楽器の演奏も良し、歌も良し。で、筆者は楽器の演奏ができないので（手元にないから）、歌に興味を持った。
で、少々歌うことについて（大げさに言えば）研究した（つもりな）ので、本エントリーに書いてみる。読者は鵜呑みにしないで話半分に読んでもらえればよい。
発声方法については、各種文献・サイトその他をご参照。筆者の意識としては、中等教育の時にやった合唱のイメージで声を出している。
歌は、迷惑にならない限りどこで練習してもいいが、カラオケも悪くない。ボックスをはじめ外でカラオケをすると、おもいっきり声が出せて、良い。
で、僭越ながら、現時点での筆者流のカラオケの使い方。
まずは1人カラオケで、DAMの機器を選んで、音域をチェックするのが良い。『カラカイーカラオケ解説サイト ライブダム機能解説 声域の調べ方」（http://ryosuke61.info/karakai/livedam49.html
）参照。筆者の場合は、ドイツ語式階名（ウィキペディアの音名・階名表記参照。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E5%90%8D%E3%83%BB%E9%9A%8E%E5%90%8D%E8%A1%A8%E8%A8%98
）で、高音はg1es(g♭）、低音はdだった。高音が意外とでていたことと、低音が意外と出なかったことにびっくり。
もちろん、音域チェックだけではもったいない。残った時間は歌をうたう。最初であれば、知っている歌を適当に。で、多分、そんなに面白くない。
そこでカラオケに行くのをやめてもいいが、よりカラオケを有用に使いたいなら、自分の好きな曲を10曲位（カラオケのやり過ぎは喉を痛めるリスクがあるので、1時間位にとどめている。で、1時間で歌えるのが10曲強）リストアップする。で、DAMなりJOYSOUNDなりすきっと（カラオケまねきねこしかないと思う）なりのサイトをチェックして（各自検索）、リストアップした曲があるかを探す。なお、予め会員登録をしたほうが、実際にカラオケに行くとラクである。
で、カラオケに行きたくなったら、DAMなりJOYSOUNDなりすきっとなりの機器を使う（会員登録してあれば録画・録音をインターネットにアクセスして聴いたり点数を見たりできる）。どの機器を使うかについて書くと、テレビ東京「THE カラオケ★バトル」に出るのであればDAMの採点機能一択だが、そうでないなら何でも良い。筆者の場合、採点機能や音域のチェックの点ではDAMを使うが、好きな曲がより入っているJOYSOUNDもいいと思っている（以前「清高流 90年代 J-POP」（https://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/54353725.html
）で書いたが、BAJI-Rの「paradise」が歌える（もちろん、大多数の読者にはどうでもいいこと承知））。すきっとは予めの調整がよく出来るイメージだが、実践の機会がないのでいいかは現時点では保留。
それではいよいよ歌う時が。選曲は、1人カラオケであれば前述の好きな曲10曲位でいいだろうが、人様と歌う時に自分しか知らない歌（例は挙げてるよ）を歌うのがいいかは考えてしまう。カラオケで一番大事なのは、好きな歌を歌って、その歌の作者にお金が渡ることなので、歌えばいいけど、それほどの度胸がなければ知っていそうな歌をうたうしかない。「知っていそうな歌」のスタンダードは、筆者の見解では楽譜集である。ポップスなら『オールヒット曲』（自由国民社。各年版）、演歌・歌謡曲なら『全曲楽譜付 カラオケヒット名曲集』（自由国民社。最新版は2015年）である。
で、歌う時、オリジナルのキーにこだわっても良いが、それだと、例えば低い音が聴くに耐えなかったり、高い音が出なかったりする（録画・録音すればわかる。ICレコーダーだったり、機器の録画・録音機能だったりを使えばよい）。だから、キーを調節して歌ったほうが良い。クラシックでオーケストラをバックに古典を歌うのではないから、原曲のキーに合わせる必要がないからである。
*2017年5月18日補足。参考までに筆者の方法を。
音域チェックで調べた最低音にキーを合わせてみる。
合えばそれで歌えばいいが（筆者の場合、「上を向いて歩こう」なら、d～e1なので、合う）、そうなると、高音が出ない場合もある。だから、最高音に合わせてキー設定をし直す。この時、調べた最低音より低くなっても気にしない（サビはたいてい高いから大丈夫）。*
筆者は実感がないが、歌うことは健康にいいらしいので、本エントリーを参考にして試しても、お金が少々なくなるくらいで、損はしないだろう。
