読売新聞2018年12月31日統合版12版14面、15面に「平成時代 深堀 世論調査特集【下】 「世界に一つだけの花」人気の背景」と題した記事がある。
歌詞も載っているが(シングルバージョン。JOYSOUNDより。https://www.joysound.com/web/search/song/26542#lyrics
。ただ、新聞には、JOYSOUNDにある「La la la La la la」以下の部分はない)、筆者は好きではない。
「NO.1にならなくてもいい/もともと特別なOnly one」(読売新聞の表記に従い、改行を「/」で示した)から、筆者の経験でウソくさい。
「それなのに僕ら人間は/どうしてこうも比べたがる?」も共感しない。比べることが面白いことなんていくらでもあるのに。もちろん、それで自尊心をなくすのはいけないが。
その他は、安室奈美恵が引退した年なので、第2位と第3位が安室さんの楽曲で、それぞれ「Hero」と「CAN YOU CELEBRATE?」。HeroはリオデジャネイロオリンピックにおけるNHKのテーマソングだが、なんか冴えなかったなぁ。アテネオリンピックのテーマソングだった「栄光の架橋」(第4位。ゆず)のほうがいいなぁ。でも、ベスト10なら、正直「川の流れのように」(美空ひばり)が一番いいな。ただし平成の曲ではないが(記事によると「1988年」の曲だから)。
当然のことだから、「記録に残る曲と記憶に残る曲は違う」。すなわち、売り上げ=記憶、ではない。詳しくは図書館、縮刷版、Gサーチあたりで探してください。仮に筆者に「好きな平成の歌・曲」の世論調査が来たら、2曲になるが、Kiroro「長い間」とBAJI-R「paradise」と書くだろうね。「長い間」の方は、
kiyotaka-since1974.hatenablog.com
でも書いたが、たまたま夜更かしした時に聴いた、NACK5「JAPANESE DREAM」の、1998年1月のグランプリ曲で、他の楽曲に比べてインパクトがあったことが忘れられず、そのうちミリオンセラーになった。「paradise」の方は残念ながら売れなかったが、筆者の応援歌であり、「世界に一つだけの花」や、記事で山田昌弘(中央大学文学部教授)が「応援歌的な平成の名曲」としている「負けないで」(ZARD。第7位)より好きである。なお、現在「paradise」は、中古CD(「R」か、シングル「paradise」)以外で保有やシェアをするのは難しい(iTunesやYouTubeミュージックでは無理)。もっとも、YouTubeにアップされている「中央競馬ワイド中継 25年間ありがとう①」(gyoshio。
)で使われているので聴けるが。
まだ平成は終わっていないが(最終日は何事もなければ2019年4月30日)、平成に(も)いい曲はいっぱいあったんだな、ということでいいと思う。
*文中敬称略。
**ウェブサイトは2019年1月6日アクセス。