以下取り上げる記事は筆者の恣意ですが後述以外の理由はありません。
読売新聞の記事によると、
元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏から性的被害を受けたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが山口氏に1100万円の損害賠償を求めた訴訟で
とある。
日刊スポーツの記事の見出しは
伊藤詩織さんと性行為「明確に合意あった」と山口氏
とある。
それでは「さん」と「氏」の意味をコトバンクで見てみよう。
さんとは - コトバンク によると、「人を表す語や人名・役職名・団体名などに付いて、尊敬の意を表す」(デジタル大辞泉より)ことである。
氏(うじ)とは - コトバンク によると、デジタル大辞泉の説明として「氏名に付けて敬意を表す。主として男子に用いる」とある。
日本語の意味としてはその通りだろうが、男女で呼び方を変えるのでは「差別だぁ~!」と言われても仕方がないだろう。
女性に「氏」を使うのが悪いわけではないし、男女とも「さん」づけが悪い理由もなさそうである。
新聞に改善を求める趣旨ではなく、読者も意識したほうがいいということである。
なお、取り上げた記事にある事件については、コメントしない(証拠を検討していないから)。