昨今、「若者はテレビを観なくなった」と言われる。その意識、ならびに個人視聴率を測れるようになった(ただし筆者は測り方を知らない)ことから、2021年4月のテレビ番組の改編は、若者を意識した番組になると言われている。
(じゃ、若者が見る番組ってどんな番組?)と疑問に思っていたが、ちょうどいい記事を見つけたので紹介する。
それは、東洋経済オンライン「今の若者が支持する『意外なテレビ番組』の正体
『現役大学生が見ているテレビ』トップ20を公開」(小林 偉(こばやしつよし)。メディア研究科。2021年3月13日12時配信)である。
2ページ目に「対象が60人弱、日大藝術学部の学生であり、コロナ禍で自宅滞在時間が例年より長いという特殊性こそありますが、現在の若者(20~23歳)の嗜好・傾向程度は測れるのでは。ちなみに概算男女比は、男性35%:女性65%でした」とあるが、厳密な学術を志向しているわけではないので気にせずに紹介する。
意外と音楽番組が強いことと(「ミュージックステーション」、「関ジャム 完全燃SHOW」(ともにテレビ朝日))、夜の番組(ゴールデンタイムやプライムタイムではない。「アメトーーク」(テレビ朝日)や「月曜から夜ふかし」(日本テレビ)など))が強いことが特徴かな。あと日本テレビのニュース番組(「news ZERO」、「ZIP!」)。
一方、「『世帯視聴率』トップ20の常連番組」の一部がランクインしていないことも記されている。世代で好みが分かれるのは普通のことのように思う。
何が第1位になったかなど、詳しいことは小林さんの記事を読んでもらうとして、最後に筆者の番組の好みを。
観るのは、「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日)、「サンデーモーニング」(TBS)、「プレバト!!」(MBS。TBS系列全国ネット)かな。最近流行音楽に興味を持ち始めたので、筆者も「関ジャム(略)」を見るほど気が若いと自負する。