１月６日のフジテレビのバラエティーで（観ていないので番組名は書かない）、タレント３人が、兵庫県西宮市の旅館で、大会中の選手の食事や部屋の様子などを笑いのタネにしながら紹介した問題で、日本高校野球連盟は、．侫献謄譽咾紡个掘◆屮哀薀Ε鵐匹任劼燭爐にプレーする選手の気持ちを踏みにじっており」（田名部和裕参事のコメント）「教育の一環として行われている高校野球の目的から著しく逸脱している」として抗議文を提出し、∋１鴇貊蠅領拘曚髻峪慊蟒票法廚ら除外した、という（以上、読売新聞１月１１日朝刊３０面、同１月１３日朝刊２９面参照）。
上述の様に、私は見ていないので本当はコメントできないが、あえていわせてもらうと、
（１）まず、高野連に対して失礼なことをしたのならば、フジテレビや旅館は謝罪すべきであろう。
（２）しかし、高野連の対応も問題だ。「グラウンドでひたむきにプレーする選手」の立場は考慮しても、視聴率を稼いだり視聴者を笑わせようとするフジテレビの気持ちを考慮するつもりはないようだ。また、撮影場所の旅館を「指定宿舎」から外すのもやりすぎではないか。ＴＶ局に宿舎を貸したぐらいで旅館の経営に多大なプレッシャーをかけるのはいかがなものだろうか。
品のないお笑いはダメだ。しかし、過度に問題化して表現を抑圧しようとするのも問題だ。
