清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

再生会議の 1次報告を より詳しく

私の体調がすぐれなかったので、1月24日に教育再生会議が提出した第1次報告について、翌日までに検討できなかったが、少しよくなってきたので、遅くなったが、今日、検討したい。

なお、以下の記事は、1月25日付読売新聞朝刊の11ページ(仙台では)を参照した。

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1、公教育再生のために
「公教育の機能不全」だそうで、保護者からは学力をつけること、いじめや校内暴力のない学校であってほしい旨の願いがあるそうだ。そのための報告が以下にあるか。

2、「美しい国、日本」を目指して
最初のほうが抽象的。ようやく教員のことで具体案が出ているが、目標があいまいかつ拡散しているのに(学力?規範意識?多様な体験?)「客観的で多元的な評価に基づく教育に質の保証」などできるのか。前後するが、「教員」の「切磋琢磨」なら、教育大学との提携でいい授業をした先生を表彰するぐらいしかできないと思う。学校を競わせて、通う人に不利益を生じさせかねない選択制は廃止の方向で検討されるべきではないか。

3、第1次報告に当たって、4、今後の検討と迅速な実行(略)

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▽7つの提言
【1】~【3】教育内容の改革
【4】教員の質の向上
【5】【6】教育システムの改革
【7】社会総がかりでの全国民的参画

【1】ゆとり教育の見直しについて、「塾に頼らなくても学力がつく」というが、塾に行こうが行くまいが勝手じゃないか。家で勉強すればいいだけで、公教育の質の低下とは関係ない(カリキュラムは別)。ただ、「学力調査」というか、何らかのテストは導入せざるを得ないかもしれない。ところで、公立校同士で競わせる学校選択制は必要ない。「社会総がかり」に反する。替りに、私立の授業料を国が出したり、転校しやすくしたり、教育大学と提携して優秀な授業をした教師を表彰したりすれば良い。

【2】規律ある学校にするために、まずいじめに対処しなければならないのはわかる。しかし、「出席停止制度」は諸刃の剣。爆発したいじめられっ子には導入しないほうがよいとなると、結局導入しないのと変わらなくなるから。警察との連携は個々の学校に任せたらよい(くれぐれも思想調査にならないように)。

【3】規範を教えることなどについて、まず、「社会人として最低限必要な決まりをきちんと教える」のは、個々の家庭でよいのではないか(学力向上の時間は取れるの?)。「道徳の時間」など不要(TV見て、ボケーっとして(私の体験記憶)規範意識がつくなら苦労しない。「心のノート」を読むなら有名な自己啓発本をしかるべき時期に親の判断などで読ませればよい)。奉仕活動は憲法第18条や労働賃金の低下などの問題あり。大学の9月入学が「社会人として最低限必要な決まりをきちんと教える」こととつながるとは言えない。「父母を愛し、兄弟姉妹を愛し、友を愛そう」など理想論。【3】の内容は噴飯物

【4】教員の質って本当に落ちてるの?「魅力的で尊敬できる先生」がいないならば、仝彊?箸靴討蓮学校外の知識が重要になったなど、質の低下とは関係ない。対策としては、先生に人間として触れ合わせるしかあるまい(管理はダメ)。話変わって、教えることは大学で言えば、文学部や理学部の範囲が多いし、法学部や経済学部の範囲の「公民」「政治経済」だって私が知る限りの内容ならば社会人である必要性に乏しい。ゆえに、「特別免許状授与数を今後5年間で採用数の2割以上とする」必要なし。「不適格教師」も気に入らない教師の排除にならないように。「真に意味のある教員免許更新制」も不要。【4】の内容もダメ。税金返せ!

【5】「保護者や地域の信頼に真に応える学校にする」ために、システムを変えたいならば、教育委員会を以前のように公選にすればいいんじゃないの?「第3者機関」や、「副校長」などのポスト新設なんか必要ない(なんか、官僚の天下り先確保みたい)。あと、民間人が優れているとは限らないので、「管理職」の「外部登用」は特に強調する必要なし。【5】もダメ。

【6】はまぁまぁ(または、以前書いたことと同旨)。

【7】何よりも、企業の働かせすぎを咎めるのが第一なのだが、そのニュアンスがでていないのではダメ。

▽4つの緊急対応【1】「毅然たる指導」は諸刃の剣になること注意。あとは特になし。

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「学校週5日制」の見直しは疑問。諸外国との比較を明らかに。「教育バウチャー制度」(人気校に予算を配分する制度と認識している)より、本記事の私見のほうが上。

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教育再生会議の速やかな解散が実は教育再生に一番近いのではないか。ぜひ検討していただきたい。