NIKKEI NET「旧東京中央郵便局、都が都市計画 石原知事、再開発に賛成（http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090307AT3S0602I06032009.html）
によると、「旧東京中央郵便局（東京・千代田）の再開発問題で、東京都は6日、建て替えを認める都市計画を決定した」という。そのとき、「石原慎太郎知事は同日の記者会見で「東京駅を中心に複合的ないい都市計画があるなかで、あの建物だけ残すのはかなり無理な問題」と述べ、再開発に賛成する立場を示した」とのこと。
石原さんの判断が妥当かどうかはさておき、いまさら、あの建物だけを残すというのは、少々無理だということなのだろう。私自身は、石原さんの立場も尊重するし、民営化したので、営利追求を反対できないという理由で、再開発に賛成する。別の報道で、鳩山さんは、株主を重視すべきと発言したようだが、株主にとって大事なのは、営利追及で、文化財保護はその範囲内でしか尊重できないのではないか？
ともあれ、鳩山さんとしては、いわゆるかんぽの宿の一括売却問題で世論を味方につけたから、今度も通るだろうと思ったのかもしれないが、誤算があったか。
なお、私は、東京駅には何度も行ったことがあるが（東京在住経験あり）、東京駅の赤レンガは印象に残ったが、東京中央郵便局には行ったこともないし、全然印象がなかったことをつけ加えておく。
