第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は、皆さんご存知の通り、日本が韓国を破り優勝した。めでたい。
ところで、今回の注目は、日本が優勝したことではない。日本や韓国に負けたチームのことである。
準決勝で、ベネズエラは韓国に敗れ、アメリカは日本に敗れた。
読売新聞2009年3月23日朝刊27面(仙台では)によると、ベネズエラは世界最高峰の野球リーグとされる(異論はないだろう)メジャーリーグの選手が22人だそうだ。アメリカはよくわからないが、全員そうなのだろう。一方、韓国は1人、日本は4人。
韓国や日本のほうが取り組みが真剣だったということはあったのだろうが、メジャーリーグが世界最高峰ならば、この結果は承服できないだろう。
第3回は、メジャーリーグ軍団のアメリカが、NBA選手がほとんどすべて(大学生がいたと聞く)のバスケットボールの国際試合におけるアメリカのように圧倒するのだろうか(といっても、日本で行われた世界選手権のチャンピオンはスペインだし、北京では勝ったが、その前のアテネはアルゼンチンが優勝)。今から楽しみである。