清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

医学部は 当然学力 必要だ

読売新聞2009年3月26日朝刊12面(仙台では)『気流』に、興味深い投書があったので、紹介する(ただし、投書の題名、ならびに名前は伏せる)。なお、6本中4本がWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)だったのは読売らしいか。

医学部の入試方法が問題だそうで、「数学と物理ができる人が入りやすい」(上記『気流』。以下略)そうだ。何が必要かは医学を学んでいないのでわからないが、生物はどうでもいいのだろうか?一時期問題になっていたはずだが。また、化学もどうでもいいのだろうか?すなわち、物理より、化学や生物のほうが大事ではないか、という疑問がある(もっとも、私のオリジナルではなく、聞いたことを参考にしております)。

「面接をやっている学校もありますが、結局は学力重視のようです。(原文改行)「自分はコミュニケーションはダメだけど、数学には自信があるから医学部を受ける」と話す受験生が実はとても多い」→面接がどれだけ効果があるかはわからないが、人の生命を預かるのだから、学力重視に問題はないだろう(本で読んだ話だが、ヨーロッパでも医学部は学力が重視される)。
「コミュニケーション」だって、客と先生の間柄なのだから、そんなに問題があるとは思えないが(食えなければ「コミュニケーション」面の努力ぐらいするだろう)。

「小さな時から生活の中心は受験勉強。家の手伝いなんて実は全然やっていない、塾には母の車で送り迎えという受験生も少なくないようです」→まぁ、それだけ学力選抜が厳しいから、仕方ないんじゃないの(イメージだが、どこも医学部の偏差値は高い)?「家の手伝い」(これ自体はすべきだが)や「母の車で送り迎え」をしないことが、どれくらい「コミュニケーション」を育み、医者の適性を養うのだろう。ホンネは、自分の息子に家の手伝いをして欲しい(欲しかった)ことと、自分の車がないことについての妬みだろう(あったらゴメンナサイ)。

「みんなで医学部入試の内容について考える時が来ていると思います」→私なりの問題意識も開陳すると、_蹴悗叛己は選択しなくてよいのか(理科を3科目選択するところって、あったっけ)?、∋箜悗任呂金がかかるが、それでよいのか?という方が、コミュニケーションよりもっと問題だろう。あと、どんな分野でも学力は大事で(とりわけ医者は命を預かるのだから大事)、その軽視は気になるところだ(最近の教育改革は、体験重視はいいのだが、本を読んで知識を学ばせ、考えるという方向が不足しているように思うが、気のせいか?)。