清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

加害者の 家族も結構 苦しいよ

YOMIURI ONLINE「犯罪加害者の家族『話し相手いない』67%」(2010年4月5日21時27分 読売新聞。2010年4月6日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100405-OYT1T01091.htm
によると、「犯罪加害者(誤植ではありません。清高注)の家族を支援するNPO『ワールド オープン ハート』」によると、「67%の回答者が『事件について安心して話せる人がいない』と悩んでおり、63%が『被害者や遺族らへの対応』に困っていた。『必要な援助』では、全回答者が『同じような体験をした人たちと話し合える場所の提供』を挙げた。また、体と心の状態を聞いたところ、約3人に1人が『うつ傾向』にあった」という。なお、「調査は昨年12月~3月に約100人を対象に実施、34人が回答した」とのこと。

犯罪加害者家族支援の団体って、あったんだ。知らなかった。国がサポートするのが難しいので(根拠を見出しにくい、と書くだけでいいだろう)、貴重である。

「『事件について安心して話せる人がいない』」との悩み、理解する。下手に話すと、「てめぇの息子が殺したんだろう!市中引き回しの上打ち首獄門だ!!!」(by鴻池?)とか、「てめぇが子ども産んでいなけりゃこんなことにはならなかったんだよ!!!とっとと死ね!!!!!」などと、加害者家族の苦しみそっちのけで言うバカがいるからな(この段落のみ、カギカッコ内は引用ではない)。

「『被害者や遺族らへの対応』」も理解する。まともな加害者家族ならば、罪悪感ぐらい感じるだろうから。なお、被害者や遺族が悪いわけではないのは言うまでもない。

「『うつ傾向』」も理解する。これもまともな加害者家族ならば、加害者が悪いのに自分が悪いと容赦なく自問するだろうから。

サンプルが少ないといった欠点はあるが(約100人のうち、回答34人。しかし、答えにくいという気持ちもそれなりに理解できる。答えていいものか?ぐらい考えることが容易に想像できる)、貴重な意見だろう。

これを見た読者にお願いしたいのは、加害者の家族にだって苦しんでいる人はいるのだから、被害者や遺族でないならば安易に加害者を罵倒するのは慎め、ということである。