清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

労組とね 癒着があるの 当然だ

読売新聞が、とんちんかんな社説を載せているので(YOMIURI ONLINEではhttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100610-OYT1T00091.htm
参照。2010年6月10日アクセス)、このエントリーでは、どうとんちんかんなのかを検討する。

社説の題名は、「北教組事件判決 露呈した民主党と労組の癒着(6月10日付・読売社説)」とのこと。一方勢力(もちろん、自由民主党)が、経済界との癒着があるのだから(多額の政治献金政策評価(民主党政権になったらやめた)、その他)、もう一方の勢力が労組(北教組は、私思うに厳密に言えば「労組」ではない。松浦光修『いいかげんにしろ!日教組 われ「亡国教育」と、かく闘えり』(PHP)を見て得た知見)との癒着があっても不思議はない。今まで、政権についたことがほとんどなかったので話題にならなかっただけ。いちいち調べていないが、こんなのどこの国にもあるんじゃないか(カール・ポラニー『[新訳]大転換』(東洋経済新報社)を一読してくだされば、わかる)?

内容もたいしたことがないので(そもそもの問題意識がダメ、ということ。もちろん、政治資金規正法公職選挙法違反はあってはならないが)ほとんど言及しないが、気になったのは以下のくだり。

「教員には政治的中立性が求められる」

それは、授業での話じゃないの(法律の条文を持ち出すのは、本エントリーの問題意識とは合わない)?先生が自分の政治的立場を持っちゃいけないの?社説を書いた人は、無茶苦茶なことを書いていると取らざるを得ない。この点からも、読売社説を「とんちんかん」と批判しても、外れてはいまい。