清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

検察審 あり方問題 ないんだよ

asahi.com「やましいことはない・審査会は素人…小沢氏『闘争宣言』(1/2ページ(なお、2ページは識者の見解。参照しました。清高注)」(2010年9月4日3時0分。同日アクセス。http://www.asahi.com/politics/update/0903/TKY201009030576.html
によると、「民主党代表選に立候補している小沢一郎前幹事長は3日、仮に首相就任後に検察審査会に起訴議決された場合、強制起訴に同意し、裁判闘争を行う考えを明らかにした」という(以下も、カギカッコ内は、上記asahi.comからの引用)。

この記事で一番気になったのは、「小沢氏は検察審査会についても『一般の素人がいいとか悪いとかいう仕組みがいいのか』として、制度のあり方についても議論が必要との考えを明らかにした」のところ。

検察官だって間違えたり、恣意的な捜査をしたりするのは、小沢さん自身が一番ご存知だろう。検察官の捜査をチェックするために素人にも起訴権を与えたのだ(検察官の起訴独占主義を崩したのだ。なお、私人起訴が認められている国もあるようで、検察のみが起訴できるという制度こそ「議論が必要」どころか疑問だろう)。

今回の小沢さんの事件は、報道の限りでは、プロセスが結構複雑で、検察側の恣意的な捜査が予想されるが(記憶が正しければ、民主党が政権を取りそうな時に捜査していたので)、だからこそ「『一般の素人』」のチェックが必要なのだ。

ただ、ややこしいのは、「『一般の素人』」のチェックが、起訴の方向で働き得ることなのであるが。

小沢さんが代表・内閣総理大臣になり、起訴されたら、一大事だろうな。ただ、審査員の方は、有形無形の圧力に負けず、適切な判断をしてほしい。