清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

検察は 一生懸命 やっている

なんと、大阪地方検察庁特別捜査部の主任検事が、証拠隠滅(刑法第104条)の容疑をかけられているという。本当ならば、捜査の根幹を揺るがす問題だ。

個人的なものか組織的なものかは知らぬが、私見では、犯罪が成立したとすれば、検察の一生懸命さがあらぬ方向に行ったものだと解釈する。

検察庁法第4条には、「検察官は、刑事について、公訴を行い、裁判所に法の正当な適用を請求し、且つ裁判の執行を監督し、又、裁判所の権限に属するその他の事項についても職務上必要と認めるときは、裁判所に、通知を求め、又は意見を述べ、又、公益の代表者として他の法令がその権限に属させた事務を行う」とある。決して、目の前の被疑者・被告人に刑罰を科すのが仕事なのではない。法律の専門家が、法律も理解していなかったのだろうか?

一方、国民の側にも問題はないか?捜査機関が逮捕・起訴したら、それだけで有罪と思っていないか?政治家が悪いやつで、捜査機関は正義の味方だと思っていないか?場合によっては人の命を奪うことに手を貸す捜査機関、全肯定と全否定は望ましくないが、多少は疑いの目を持つべきだろう。

というわけで、検察に対して反省を求めるよりは、われわれ一人一人が自省したほうが、今後のために有益だと考える。