読売新聞2011年2月23日朝刊仙台13版31面「おらほの先生(上)」が興味深い内容。
それによると、県議、市町村議(宮城県)の月額報酬が載っている。
県議は80万6400円、仙台市議は82万4000円、石巻市は44万4000円、中略で最下位の大衡村が20万4000円だそうだ。
仙台市はさておき、大衡村レベルの報酬では、「なり手が少な」(「おらほの先生(上)」より引用。以下、カギカッコ内は、断りのない限り、「おらほの先生(上)」からの引用)くても仕方ない、と思った。
「『本当は有望な若者に議員をやってもらいたいが、こんな生活では無理は言えない』」というのは説得力があると思った。名古屋市長選で河村たかしさんが言ったような、単純な報酬の高さを信じてはいけないんだな。
一方、仙台市で問題となっているのは、政務調査費。「2008年度に自宅のテレビ代やタイヤ代に充てる市議がいた」というのを、地元の東北放送(TBS系列)の番組で見た。
これに関して、共産党所属の市議が改革案を出したところ、自由民主党系の市議1人と共産党の市議を除いて全員が反対した。
けしからんと思い、4月10日に行われる仙台市議選(統一地方選の一つ)においては、共産党の市議に投票しようと思ったが、報酬について考えるのは難しく、現時点では躊躇している。
というわけで、「おらほの先生(上)」は有益な記事だった。