清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

自民党 女にモテない 政党だ

統一地方選挙が、2011年4月10日、27日に行われた、または行われる。

首長選挙については精査していないが、都道府県・市町村議会の選挙に一つの傾向が。

それは、「自由民主党は女にモテていない政党である」、ということである。

どういうことかというと、立候補者の割には、異様に女性が少ない政党で、女性が魅力に感じていないので立候補しないか、自由民主党の党風が女性を蔑視していると疑われる状況だ、ということである。

例えば、読売新聞2011年4月2日朝刊12版11面(仙台では)に掲載された、「41都道府県議選・15政令市議選の道府県・市別立候補者数」によると、

道府県議選において、民主党は572人立候補、うち女性76人。自由民主党は1,243人立候補。うち女性は30人。ちなみに、女性の立候補者数が一番多いのが共産党で、225人立候補、うち女性92人。

15政令市議選も見てみると、民主党は237人立候補、うち女性41人。自由民主党は242人立候補、うち女性16人。女性が一番多い共産党は163人立候補、うち女性72人。

また、読売新聞2011年4月18日朝刊12版11面(仙台では9「市議選の立候補者数」によると、

民主党は487人立候補、うち女性66人。自由民主党は550人立候補、うち女性22人。女性が一番多い共産党は757人立候補、うち女性304人。全体で一番多い(無所属のぞいて)公明党は915人立候補、うち女性286人。

「東京都区議選 立候補者数」も見てみよう。

民主党は177人立候補。うち女性45人。自由民主党は301人立候補、うち女性32人。無所属を除いて女性立候補者数最多の共産党は134人立候補、うち女性54人。

とにかく、自由民主党の女性の立候補者数の少なさが目立つ。

女にモテないのは決してほめられたものではない。自由民主党は、女性受けする政策を提示すべきだろう。

*追記 2011年4月19日

「結婚できない仙台のK君」とやらの告白は放っておいて、と。

衆議院ホームページ「会派名及び会派別所属議員数」(http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kousei2.htm
から、「男女別一覧へ」をクリックしたところ、民主党・無所属クラブは306人中39人が女性、自由民主党無所属の会は117人中8人が女性である。

参議員については、総務省ホームページ「第22回参議院議員通常選挙結果調」(http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/sangiin22/index_1.html
の、「 党派別男女別新前元別候補者数(比例代表、選挙区)」と「 党派別男女別新前元別当選人数(比例代表、選挙区)」をクリックしていただきたい。民主党自由民主党で比較すると、民主党の立候補者106人中女性27名、自由民主党の立候補者84人中女性14名。ただ、得票数・率は民主党が上だったが(「得票数 No.1は 民主党」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/50864487.html
参照)自由民主党議席が多かった奇怪な状況を反映してか、民主党の当選者44人中女性は6人、自由民主党の当選者51人中女性は8人。唯一自由民主党のほうが比率が高かった。

やはり、おおむね、自由民主党は女にモテない政党だ、としてよいだろう。女性に魅力的な政策を提示し、女性候補を増やすことが自由民主党のさらなる発展に重要だ、としてよい。